とれたてわーるどからのお知らせです。
日本の伝統的な食文化、おせち料理。新年の食卓を美しく彩ります。
穴にちなんで将来の見通しがきくとされる「蓮根」や、小芋をたくさんつけることから子孫繁栄の縁起物とされる「里芋」の他、土の中で根を張る根菜を用い、末永い幸せを願う意味があるそうです。
旬のかぶをおめでたい菊の花を模して飾り切りした酢の物「菊花かぶ」は、長寿を願うおせち料理。また、かぶが武家社会では“あたま(かしら)”を意味することから縁起物とされます。
ごぼうは、土の中深くまで根を伸ばし、土地に根付く野菜であることから、「家や家業がその土地に根付いて安定する」という願いを込めておせち料理にも入れられています。また、ごぼうは古くから薬としても重宝されていたことから、「新年の健康を祈る」や「延命長寿」、ひらきごぼうは「開く」ということから「新年の運を開く」という意味もあるそうです。
平安時代に宮中で健康と長寿を祈願して行われた正月行事「歯固めの儀」に由来します。 もともと餅は、ハレの日に神さまに捧げる神聖な食べ物でした。 餅は長く延びて切れないことから、長寿を願う意味も含まれています。
などなど、食材1つ1つに意味の込められたお料理。ぜひ、ひと手間かけて作ってみてくださいね(*^-^*)