とれたてわーるどからのお知らせです。
2020年の節分は2月3日(月) 恵方は「西南西」です!
本来、節分とは季節の節目である「立春、立夏、立秋、立冬の前日」の年4回あります。ところが、旧暦では春から新しい年が始まったため、冬から春になる時期を1年の境目とし、「立春」は新年を迎えるのと同じくらい大事な日として特に重要視され、節分といえばこの日をさすようになったそうです。
「恵方」はその年の福をつかさどる神様歳徳神(としとくじん)のいる方角のことです。
節分にその年の恵方を向いて太巻きを切らずに1本丸かぶりします。食べている間は一言も言葉を発してはいけません。すると、その年の1年間は健康・幸運に過ごせると言われています。「福を巻き込む」という事で巻き寿司を食べ、「縁を切らない」ために包丁を入れずに丸かぶりします。
巻き寿司に使われる具材は、「七福神」にあやかって「7種類」の具材を入れます。
特に、具材の決まりはないそうで、キュウリやしいたけ、レタスなどなど、サラダ恵方巻などのバリエーションが出てきてます。
けんちん汁は精進料理のひとつ。大根、人参、ごぼう、里芋などをごま油で炒め、出汁をくわえ煮込み醤油で味付けしたものです。
鎌倉の建長寺というお寺の修行僧が、崩してしまった豆腐を使って汁物を作ったことから、お寺の名前を取って建長汁(けんちょうじる)、それがなまってけんちん汁になったという説と、中国から伝わった普茶料理(肉や魚を使わない料理)の一種だった巻繊(ケンチェン、モヤシをごま油で炒め、塩や醤油で味付けした料理)がなまったという説があります。
【 節分のけんちん汁 レシピ 】
<材料> (2人前)
木綿豆腐 100g(3/1丁)
大根 60g
にんじん 20g
ごぼう 20g
こんにゃく 40g
干しシイタケ 少量(水で戻す)
青ネギ 少量
だし汁 2と1/2カップ
しょうゆ 大さじ1/2
塩 小さじ2/3
ごま油 大さじ1/2
<作り方>
・豆腐は軽く水気をきり、こんにゃく、大根とにんじんは食べやすく切る。
・干ししいたけは薄切りに、青ねぎは斜め切りにする。
・鍋にごま油をなじませ、こんにゃくとしいたけ、ごぼうと大根とにんじんの順に炒める。
・豆腐を食べやすく手切りして入れて炒め、だし汁を加える。
・煮立ったらアクを除き、塩を加えて材料に火を通し仕上げにしょうゆを加えて青ねぎを入れる。